【2026年版】ブロック塀塗装で失敗する原因|DIYの注意点と塗装できない状態
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ブロック塀塗装のコツと注意点
「ブロック塀の汚れが目立ってきた」
「コケや黒ずみをきれいにしたい」
「自分で塗装しても大丈夫かな?」
このようなご相談は、外構まわりでもよくあります。
ブロック塀は家の印象を大きく左右する場所です。
きれいに塗装すると、外観全体が明るく見えて印象も良くなります。
しかし、ブロック塀は外壁と同じ感覚で塗ると失敗しやすい場所でもあります。
理由は地面に近く、湿気を含みやすいためです。
下地の状態を見ずに塗ってしまうと、数か月から数年で塗膜が膨れたり、はがれたりすることがあります。
この記事では、ブロック塀塗装で失敗しないための確認ポイントから、DIYの注意点、費用相場、塗料選び、業者へ依頼する判断基準まで分かりやすく解説します。

ブロック塀は塗装しても大丈夫?
結論から言うと、状態が良ければブロック塀は塗装できます。
しかし、すべてのブロック塀が塗装に向いているわけではありません。
まず確認したいのは、次のような症状です。
・黒ずみや雨だれがある
・コケやカビが出ている
・白い汚れが浮いている
・細かいひび割れがある
・欠けや大きな割れがある
・塀がぐらついている
黒ずみやコケ程度であれば、洗浄と塗装できれいになります。
一方で、大きなひび割れやぐらつきがある場合は、塗装より先に安全確認が必要です。
塗装は見た目を整える工事です。
塀そのものの強度を回復させる工事ではありません。
ここを間違えると、表面だけがきれいになり、根本的な問題は残ったままになります。
白い結晶や筋状の汚れが出ている場合は、白華現象(エフロレッセンス)の可能性があります。
白華現象は、ブロック内部へ入った水分が移動する際に、内部の成分を表面へ運ぶことで発生します。そのまま塗装すると、内部からの水分によって塗膜が膨れたり、はがれたりすることがあります。
なお、すでに塗装されている塀を触ったときに白い粉が付く場合は、塗膜が劣化するチョーキングの可能性もあります。白いものが付着しているというだけで判断せず、既存塗膜の有無や水分の侵入経路まで確認することが大切です。
ブロック塀塗装で失敗しやすい原因
ブロック塀塗装で多い失敗は、塗料よりも下地処理に原因があります。
どれだけ良い塗料を使っても、下地処理が不十分では長持ちしません。
特に注意したいのは、次の3つです。
1. 水分が残ったまま塗ってしまう

福山市で高圧洗浄を行った直後の塀
ブロック塀は、水を吸いやすい素材です。
雨上がりや洗浄後は、表面が乾いて見えても内部に水分が残っていることがあります。
そのまま塗装すると、内部の水分が外へ逃げようとして塗膜を押し上げます。
これが膨れやはがれの原因となります。
ブロック塀は「乾かす時間」がとても大切です。
特に北側や日陰、風通しの悪い場所は乾きにくいため、焦らず十分に乾燥させましょう。
2. 洗浄不足で塗料が密着しない

福山市で洗浄中の塀
▶︎ユウキ塗装の行なった洗浄事例
表面にコケやカビ、砂ぼこり、古い汚れが残っていると、塗料はしっかり密着しません。
軽く掃除しただけで塗装すると、あとから塗膜がはがれやすくなってしまいます。
塗装前は、デッキブラシや高圧洗浄で汚れをしっかり落とし、十分に乾燥させることが基本です。
高圧洗浄は便利ですが、近距離から強く当てすぎると表面を傷めてしまいます。
ブロック塀の状態に合わせて洗浄方法を選ぶことが大切です。
▶︎【2026年版】外壁塗装の高圧洗浄は何時間?乾燥時間・費用・注意点まで徹底解説
3. 下地に合わない下塗り材を使用する

福山市で塗装を行った塀
ブロック塀は表面に凹凸があり、塗料を吸い込みやすい素材です。そのため、下地の状態と使用する上塗り塗料に合った下塗り材を選ぶ必要があります。
下塗りには、塗料の吸い込みを抑え、上塗り塗料を密着させやすくする役割があります。ただし、すべてのブロック塀に同じシーラーを使用するわけではありません。
既存塗膜の有無、劣化状態、水分の影響、使用する塗料によって、適した下塗り材や施工方法は変わります。施工前に塗料メーカーの仕様を確認し、塀の状態に合った材料を選ぶことが大切です。
DIYでブロック塀を塗装する場合
小さなブロック塀で、ひび割れやぐらつきが少ない場合はDIYでも塗装できます。
ただし、外壁より簡単とは言い切れません。
ブロック塀は凹凸が多く、塗料の吸い込みも大きいためです。
DIYで行う場合は、次の道具を準備しましょう。
| 必要なもの | 役割 |
|---|---|
| シーラー | 吸い込みを抑え、密着性を高める |
| 上塗り塗料 | 色や仕上がりを決める |
| ローラー・刷毛 | 広い面や目地を塗る |
| 養生テープ・マスカー | 床や門扉を汚さないよう保護する |
| ブラシ・洗浄道具 | コケや汚れを落とす |
| 補修材 | ひび割れや欠けを補修する |
作業は、一般的に次の順番で進めます。
・汚れやコケを落とす
・十分に乾燥させる
・ひび割れや欠けを補修する
・床や門扉などを養生する
・下地に合った下塗り材を塗る
・製品仕様に従って上塗りする
塗装回数や乾燥時間は、使用する製品によって異なります。「必ず2回塗ればよい」と判断せず、塗料メーカーが定める施工方法を確認してください。
一度に厚く塗ると、液だれや塗りムラが起こりやすくなります。製品ごとの使用量と乾燥時間を守り、均一に仕上げることが大切です。
角や目地などローラーが入りにくい部分は先に刷毛で塗り、そのあとで広い面をローラーで仕上げると作業しやすくなります。
次のようなケースでは、DIYより業者へ相談することをおすすめします。
・塀が高い
・面積が広い
・大きなひび割れがある
・塗膜がはがれている
・ぐらつきがある
・道路沿いや隣家が近い
・湿気が強く乾きにくい
DIYは費用を抑えられる一方で、失敗するとやり直しに手間も費用もかかります。
まずは、自分で対応できる範囲かどうかを見極めることが大切です。
▶︎【福山市】外壁塗装で失敗する人の共通点5選|見積もり・業者選びで後悔しない方法
ブロック塀塗装の費用相場
ブロック塀塗装の費用は、塗装する面積だけでなく、塀の状態や施工する面数によって変わります。
DIYでは、下塗り材、上塗り塗料、ローラー、刷毛、養生材、洗浄道具、補修材などを用意します。すでに道具を持っている場合と、すべて購入する場合では必要な費用が異なります。
業者へ依頼する場合は、1㎡あたり2,500円〜5,000円前後が一つの目安です。ただし、これは塗装部分を中心とした参考価格であり、実際の見積金額は次の条件によって変わります。
・片面だけを塗るか、両面を塗るか
・既存塗膜の剥がれがあるか
・コケや白華現象が発生しているか
・ひび割れや欠けの補修が必要か
・塀の高さや長さ
・道路や隣家に近く、広い養生が必要か
・使用する下塗り材と上塗り塗料
面積が小さい場合は、㎡単価だけでなく、材料や移動、養生などに必要な最低工事費が設定されることもあります。
見積書では、総額だけでなく次の内容を確認しましょう。
・洗浄と乾燥
・既存塗膜の処理
・ひび割れや欠けの補修
・下塗り材の商品名
・上塗り塗料の商品名
・塗装回数
・塗装する面と塗装しない面
「ブロック塀塗装一式」と記載されている場合は、その金額にどこまでの作業が含まれているかを確認してください。
▶︎外壁塗装の「一式」見積もりは危険?問題ない項目と確認事項
ブロック塀に合う塗料の選び方
ブロック塀の塗料は、価格だけで選ばないことが大切です。
まず確認したいのは、ブロックやコンクリート面に対応した塗料かどうかです。
特に重視したいポイントは次の3つです。
・密着性
・透湿性
・防カビ・防藻性
透湿性とは、塗膜の内側にある湿気を外へ逃がしやすい性質のことです。
ブロック塀は湿気を含みやすいため、塗膜で密閉しすぎると膨れやはがれの原因になります。
また、北側や日陰はコケやカビが発生しやすい場所です。
そのため、防カビ・防藻性のある塗料を選ぶと安心です。
DIYなら、水性塗料が扱いやすいでしょう。
臭いが少なく、住宅が密集した場所でも使いやすいからです。
業者施工では、シリコン系など耐候性と価格のバランスが良い塗料が選ばれることもあります。
ただし、塗料の種類だけで判断するのはおすすめできません。
今のブロック塀の状態に合った塗料を選ぶことが、長持ちにつながります。
色選びは外壁とのバランスが大切
ブロック塀は、家全体の印象に大きく影響します。
塀だけを単独で考えると、完成後に「思ったより浮いて見える」と感じることがあります。
ブロック塀では、グレー系やベージュ系など、住宅の外観になじみやすい色がよく検討されます。
グレーは落ち着いた印象に仕上げやすく、ライトグレーなら明るく、濃いグレーなら外観全体を引き締めて見せやすくなります。
ベージュやグレージュは、外壁や植栽になじみやすく、やわらかな印象に仕上げやすい色です。
色を選ぶときは、次の部分とのバランスを考えるのがおすすめです。
・外壁の色
・屋根の色
・玄関ドア
・門柱
・フェンス
・アプローチ
・植栽
塀だけを目立たせるより、住宅全体を引き立てる色を選ぶほうが失敗しにくくなります。
また、ツヤの有無も印象を左右します。
光沢が強すぎると、ブロック塀だけが不自然に目立つことがあります。
落ち着いた雰囲気にしたい場合は、つや消しやマット仕上げもおすすめです。
業者に依頼した方がいいケース
ブロック塀塗装はDIYでもできます。
しかし、すべてのケースでDIYが向いているわけではありません。
次のような場合は、業者へ相談することをおすすめします。
・ひび割れや欠けが多い
・塀が高い
・面積が広い
・既存塗膜がはがれている
・湿気が強い場所にある
・道路沿いや隣家に近い
・仕上がりをきれいにしたい
・長持ちさせたい
業者へ依頼する一番のメリットは、下地の状態を確認したうえで適切な施工ができることです。
ブロック塀は、ただ塗ればよい場所ではありません。
湿気の影響やひび割れ、塗料の吸い込み具合、既存塗膜の状態などを確認しながら、洗浄・補修・下塗り・上塗りの工程を進める必要があります。
安心して任せられる業者を選ぶなら、価格だけで判断しないことも大切です。
現地調査で塀の状態を写真付きで説明してくれるか。
必要な工事と、まだ急がなくてもよい工事を分けて説明してくれるか。
こうした対応を見ることで、その会社の姿勢が分かります。
▶︎【2026年版】福山市の外壁塗装業者の選び方|失敗しない5つのポイント
よくある質問
Q. ブロック塀塗装は初心者でもDIYできますか?
小さな塀で、ひび割れやぐらつきが少ない場合はDIYでも可能です。
洗浄・乾燥・補修・下地に合った下塗り材の使用など、基本工程を丁寧に行い、上塗りは製品仕様に従う必要があります。
塀が広い場合や傷みがある場合は、無理をせず業者へ相談したほうが安心です。
Q. ブロック塀を塗装しない方がいいケースはありますか?
あります。
大きなひび割れや傾き、ぐらつきがある場合は、塗装よりも安全確認を優先しましょう。
塗装をしても塀の強度は回復しません。
状態によっては、補修や積み直しが必要になることもあります。
Q. 塗装後すぐにはがれる原因は何ですか?
主な原因は、乾燥不足や洗浄不足、下地に合わない下塗り材の使用などです。
ブロック塀は水分を含みやすいため、表面が乾いて見えても内部に湿気が残っていることがあります。
塗装前の乾燥状態と下地処理が、塗膜の仕上がりや耐久性を大きく左右します。
Q. ブロック塀にはどのような色が合わせやすいですか?
グレー、ライトグレー、ベージュ、グレージュなどは、住宅の外観に合わせやすい色です。
ただし、同じ色でも面積や日当たり、艶によって見え方が変わります。塀だけで決めず、外壁、玄関、門柱、フェンスなどとのバランスを確認しましょう。
Q. 外壁塗装と一緒にブロック塀も塗れますか?
同時に施工できます。
ただし、外壁とブロック塀では下地の状態や塗料に求められる性能が異なります。
同じ塗料をそのまま使うのではなく、ブロック塀に適した仕様で施工することが大切です。
Q. ブロック塀の白い汚れの上から塗装できますか?
白い結晶や筋状の汚れは、白華現象の可能性があります。そのまま塗装すると、内部からの水分によって塗膜が膨れたり、はがれたりすることがあります。
まず白い付着物を除去し、水分が入る原因や塀の状態を確認してから、塗装できるか判断します。
Q 洗浄してから何日後に塗装できますか?
必要な乾燥時間は、天候、季節、日当たり、風通し、ブロック塀の含水状態によって変わります。
表面が乾いて見えても内部に水分が残っている場合があるため、「必ず翌日に塗れる」とは限りません。雨上がりや北側、日陰にある塀は、特に慎重に乾燥状態を確認します。
まとめ
ブロック塀塗装は、住まい全体の印象をきれいに整えられる工事です。
一方で、外壁と同じ感覚で塗装すると失敗しやすい場所でもあります。
特に大切なのは、塗る前に状態をしっかり確認することです。
・水分が残っていないか
・ひび割れやぐらつきはないか
・コケや汚れはしっかり落とせるか
・下地に合った下塗り材と塗料が選ばれているか
こうしたポイントを確認してから施工することで、膨れやはがれを防ぎやすくなります。
小規模で状態の良いブロック塀ならDIYでも対応できます。
しかし、広い塀や傷みがある塀、湿気が多い場所では、専門業者へ相談したほうが安心です。
ブロック塀は、外構全体の印象を左右する大切な部分です。
外壁や門まわりとのバランスも考えながら、長くきれいな状態を保てる方法を選びましょう。
実際の外壁・屋根塗装の仕上がりや施工内容は、施工事例でもご覧いただけます。
福山市での実際の施工事例はこちら
Instagramでも施工写真をご覧いただけます。
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外壁塗装に関するお問い合わせ
ユウキ塗装では、代表自身が現地調査を行い、ブロック塀のひび割れ、既存塗膜、水分の影響などを確認したうえで施工方法をご提案しています。
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まずは情報収集だけでも歓迎しています。無理な営業は一切行っておりませんので、現在のお住まいの状態確認だけでもお気軽にご相談ください😊
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この記事の監修者
中村勇希
代表
- 資格
- 1級建築塗装技能士
職長・安全衛生責任者
有機溶剤作業主任者 - プロフィール
- 「ユウキ塗装」代表。職人歴10年以上。塗装の国家資格「一級塗装技能士」を保有し、高い技術力と知識で外壁・屋根の悩みに実直に対応。福山生まれ福山育ちの塗装のプロが福山にお住まいの皆様にどこよりもまじめで誠実な塗装をお届けします。



