駐車場のコンクリート塗装が剥がれる原因は?補修と再塗装の正解
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駐車場のコンクリート塗装が剥がれる原因は?補修と再塗装の正解

「駐車場の塗装がすぐ剥がれてきた」
「DIYで塗り直しても大丈夫かな?」
「再塗装するなら、どこまで補修が必要?」
このようなご相談は、ガレージや駐車場の床でよくあります。
駐車場のコンクリート塗装は、見た目をきれいにするだけではありません。
砂ぼこりを抑えたり、掃除をしやすくしたりする役割もあります。
ただし、外壁やブロック塀と違い駐車場の床には車の重みやタイヤの摩擦がかかります。
下地処理や塗料選びを間違えると短期間で剥がれやすくなる場所です。
この記事では、駐車場のコンクリート塗装が剥がれる原因から、補修方法、DIYの注意点、再塗装で失敗しない考え方まで分かりやすく解説します。
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駐車場のコンクリート塗装が剥がれる原因
駐車場の塗装が剥がれる原因は、塗料だけではありません。
多くの場合は、下地処理・乾燥不足・塗料選び・使用環境が関係しています。
特に多い原因は次のようなものです。
・砂ぼこりや油汚れが残ったまま塗装した
・古い塗膜の浮きや剥がれを処理していない
・コンクリート内部に水分が残っていた
・シーラーやプライマーを使っていない
・駐車場用ではない塗料を使った
・乾燥前に車を乗せてしまった
駐車場は車の重みがかかる場所です。
さらに、ハンドルを切るときにタイヤが床を強くこすります。
この負荷に耐えられない塗膜は、タイヤ跡やめくれ、部分的な剥がれにつながります。
見た目だけを整える感覚で塗装すると、長持ちしにくい場所だと考えておきましょう。
下地処理が不足すると塗料は密着しにくい
コンクリート塗装で一番大切なのは、塗る前の下地処理です。
駐車場の床には、砂ぼこり・泥・油分・タイヤ跡・古い塗膜などが残っていることがあります。
この状態で塗料を塗っても、床と塗膜がしっかり密着しません。
表面だけきれいに見えても、下地に弱い部分が残っていると、塗膜ごと剥がれることがあります。
再塗装前には、次の作業が大切です。
・高圧洗浄で汚れを落とす
・油汚れを脱脂する
・浮いた旧塗膜を取り除く
・ひび割れや欠けを補修する
・必要に応じて研磨する
・十分に乾燥させる
特に油汚れは注意が必要です。
車のオイルやタイヤ汚れが染み込んでいると塗料が密着しにくくなります。
ただ上から塗るのではなく、塗れる状態まで下地を整えることが大切です。
乾燥不足や下塗り不足も剥がれの原因になる
コンクリートは水分を含みやすい素材です。
雨のあとや洗浄後は、表面が乾いて見えても内部に水分が残っていることがあります。
そのまま塗装すると、内部の水分が外へ逃げようとして塗膜を押し上げます。
これが膨れや剥がれの原因になります。
また、シーラーやプライマーを使わない施工も剥がれの原因になります。
シーラーやプライマーはコンクリートと上塗り塗料を密着させる下塗り材です。
吸い込みを抑え、塗膜を安定させる役割があります。
駐車場の床は車が乗るため、塗膜に強い負荷がかかります。
下塗りを省くと、きれいに見えても耐久性が落ちやすくなります。
塗装は「塗る作業」よりも、乾燥と下塗りを守ることが大切です。
DIYで駐車場のコンクリート塗装はできる?
小さな範囲で下地の状態が良ければ、DIYでも塗装できる場合があります。
ただし、駐車場の床はDIYの難易度が高い場所です。
理由は、車の重みとタイヤの摩擦に耐える必要があるからです。
DIYで行う場合は、次の道具を準備します。
・床用塗料
・シーラーまたはプライマー
・ローラーと刷毛
・塗料トレー
・マスキングテープ
・養生シート
・高圧洗浄機またはデッキブラシ
・脱脂洗浄剤
・ひび割れ補修材
・防滑材
作業の流れは次の通りです。
・床の汚れを落とす
・油汚れを脱脂する
・しっかり乾燥させる
・ひび割れや欠けを補修する
・養生する
・シーラーを塗る
・上塗りを2回行う
・十分に乾燥させてから車を入れる
注意したいのは、車を乗せるタイミングです。
歩ける状態になっていても、車を乗せられる状態とは限りません。
表面が乾いて見えても、内部の硬化が不十分な場合があります。
乾燥前に駐車すると、タイヤ跡や剥がれにつながるため注意しましょう。
部分補修で済む場合と全面再塗装が必要な場合
塗装が剥がれた場合、すぐ上から塗り直せばよいわけではありません。
まずは、剥がれの範囲と原因を確認することが大切です。
部分補修で済みやすいのは、次のようなケースです。
・剥がれが一部だけ
・周囲の塗膜はしっかり密着している
・下地コンクリートが大きく傷んでいない
・タイヤが当たる一部だけ摩耗している
一方で、次のような場合は全面再塗装を検討した方がよいです。
・複数箇所で剥がれている
・塗膜が広く浮いている
・旧塗膜が簡単にめくれる
・コンクリート表面が粉っぽい
・ひび割れや欠けが多い
浮いた塗膜を残したまま塗ると、補修後も同じように剥がれます。
再塗装では、傷んだ塗膜を取り除き下地を整えてから塗ることが大切です。
駐車場に合う塗料の選び方
駐車場のコンクリート塗装では、塗料選びも重要です。
床用と書かれていても、すべてが車両向けとは限りません。
歩行用の床塗料と、車が乗る床塗料では求められる性能が違います。
確認したいポイントは次の通りです。
・屋外対応か
・車両乗り入れに対応しているか
・耐摩耗性があるか
・雨の日に滑りにくいか
・油汚れに強いか
・下塗り材との相性が良いか
水性床用塗料は扱いやすく、DIYにも向いています。
臭いが少ないため、住宅まわりでも使いやすいのが特徴です。
一方で、製品によって耐久性に差があります。
エポキシ系塗料は密着性や硬さに優れています。
ただし、屋外では紫外線への対応が必要な製品もあります。
塗料名だけで選ばず、駐車場の環境に合っているか確認しましょう。
駐車場コンクリート塗装の費用相場
駐車場のコンクリート塗装費用は、面積・下地の状態・塗料の種類・補修の有無で変わります。
一般的な目安は、1㎡あたり3,000円〜6,000円前後です。
ひび割れ補修や旧塗膜の撤去が必要な場合は、さらに費用がかかります。
費用の目安は次の通りです。
| 施工内容 | 費用目安 | 内容 |
|---|---|---|
| 上塗り中心 | 3,000〜6,000円/㎡ | 清掃・簡易下地調整・塗装 |
| 下地補修込み | 5,000〜9,000円/㎡ | ひび割れ補修・研磨・塗装 |
| 旧塗膜撤去込み | 6,000〜12,000円/㎡ | 剥離・下地調整・再塗装 |
| ライン施工 | 別途見積もり | 区画線・停止線など |
見積書では、金額だけでなく施工内容を確認しましょう。
特に見たいのは次の項目です。
・高圧洗浄が含まれているか
・油汚れの脱脂があるか
・ひび割れ補修が含まれているか
・シーラーやプライマーの記載があるか
・上塗り回数が分かるか
・使用塗料の商品名が明記されているか
・車両乗り入れまでの乾燥時間を説明してくれるか
「塗装一式」だけでは、どこまで施工してくれるのか分かりません。
安さだけで決めず、工程の中身まで確認することが大切です。
再塗装を長持ちさせるコツ
駐車場の塗装を長持ちさせるには、施工後の扱いも大切です。
まず大切なのは、乾燥時間を守ることです。
歩けるようになっても、すぐに車を乗せるのは避けましょう。
タイヤの重みや摩擦がかかると、硬化前の塗膜が傷むことがあります。
また、日常的な清掃も長持ちにつながります。
砂や小石は、タイヤでこすれると塗膜を削る原因になります。
オイルやガソリンが付いた場合も、早めに拭き取ると劣化を抑えやすくなります。
次のような点を意識しましょう。
・施工後は十分に乾燥させる
・砂や小石をためない
・油汚れは早めに落とす
・ひび割れや剥がれを早めに補修する
・タイヤ跡が強く出る場所は定期的に確認する
小さな剥がれを放置すると、そこから水や汚れが入り込みます。
早めに補修すれば、全面再塗装を避けられる場合もあります。
よくある質問

Q. 駐車場の塗装後はいつから車を停められますか?
塗料の種類や気温、湿度によって変わります。
一般的には、歩行可能まで数時間から半日程度、車両乗り入れまでは24〜48時間以上が目安になることがあります。
ただし、製品によって異なるため、必ず塗料メーカーや施工業者の指示を確認しましょう。
Q. コンクリート塗装はDIYでもきれいにできますか?
小さな範囲で下地が良ければDIYも可能です。
ただし、駐車場は車の重みやタイヤの摩擦がかかるため、外壁より難易度は高くなります。
広い面積や剥がれが多い場合は、業者に相談した方が安心です。
Q. 塗装が剥がれた部分だけ補修できますか?
剥がれが一部だけで、周囲の塗膜がしっかり密着していれば部分補修できる場合があります。
広範囲に浮きや剥がれがある場合は、全面再塗装を検討した方が長持ちしやすくなります。
Q. 駐車場にはどんな塗料を選べばいいですか?
車両乗り入れに対応した床用塗料を選ぶことが大切です。
屋外駐車場では、耐摩耗性・耐候性・防滑性も確認しましょう。
塗料名だけでなく、駐車場の環境に合っているかを見ることが重要です。
Q. 雨の日に滑りにくくすることはできますか?
防滑材を混ぜたり、防滑仕様の塗料を選んだりする方法があります。
ただし、仕上がりの見た目や掃除のしやすさにも影響するため、使用環境に合わせて選ぶことが大切です。
まとめ
駐車場のコンクリート塗装が剥がれる原因は、塗料だけではありません。
下地処理不足、乾燥不足、塗料選びのミス、車の重みやタイヤ摩擦などが関係しています。
特に駐車場は、毎日車が乗る場所です。
外壁やブロック塀よりも強い負荷がかかるため、正しい下地処理と塗料選びが欠かせません。
小さな範囲ならDIYでも対応できます。
しかし、広い駐車場や剥がれが多い床、油汚れがある床では、専門業者へ相談した方が安心です。
塗装を長持ちさせるためには、見た目だけでなく下地の状態まで確認することが大切です。
再塗装を検討している方は、まず今の床が部分補修で済むのか、全面再塗装が必要なのかを確認してみましょう。




