【受付時間】8:00〜19:00 年中無休で対応中!

blog

コーキングの増し打ちとは?打ち替えとの違い・適した場所・注意点を解説

  • お役立ち情報
  • シーリング情報

コーキングの増し打ちとは、既存のコーキング材を撤去せず、その上から新しいコーキング材を充填する補修方法です。

打ち替えに比べて費用や工期を抑えやすい一方、すべての場所や劣化状態に適しているわけではありません。既存材が下地にしっかり密着しており、新しいコーキング材に必要な厚みを確保できることが基本条件です。

特にサッシまわりや入隅などでは増し打ちが選ばれることがありますが、外壁サイディングの目地や劣化が進んだ箇所では、既存材を撤去する打ち替えが適している場合があります。

この記事では、コーキングの増し打ちと打ち替えの違い、増し打ちが適した場所と施工条件、費用や見積書の確認点を分かりやすく解説します。

コーキングの増し打ちとは?

コーキングの増し打ちとは、既存のコーキング材を残したまま表面を整え、その上から新しいコーキング材を充填する工法です。「シーリングの増し打ち」や「打ち増し」と呼ばれることもあります。

既存材を撤去する工程が少ないため、打ち替えより施工時間や費用を抑えやすいことがメリットです。ただし、古いコーキング材が剥がれていたり、深くひび割れていたりする状態では、その上から施工しても安定した接着面を確保できません。

増し打ちを選べるかどうかは、主に次の点から判断します。

  • 既存のコーキング材が下地に密着しているか
  • 深いひび割れや破断、剥離がないか
  • 新しいコーキング材の厚みを確保できるか
  • 既存材と新しい材料に相性の問題がないか
  • 増し打ちに適した施工箇所か

コーキングの役割や劣化症状については、以下の記事でも詳しく解説しています。

▶︎ コーキングとは?役割や劣化症状を確認する

増し打ちと打ち替えの違い

増し打ちと打ち替えの大きな違いは、既存のコーキング材を残すか撤去するかです。

比較項目 増し打ち 打ち替え
施工方法 既存材を残して上から充填する 既存材を撤去して新しく充填する
適した状態・場所 既存材が密着し、厚みを確保できる箇所 剥離や破断など劣化が進んだ箇所
工期 比較的短い 撤去工程があるため長くなりやすい
費用 比較的抑えやすい 撤去・処分費が加わる

費用だけで工法を決めるのではなく、補修箇所と既存材の状態に合う方法を選ぶことが大切です。打ち替えについては、以下の記事をご覧ください。

▶︎ コーキングの打ち替えとは?増し打ちとの違いを確認する

コーキングの増し打ちが選ばれる主な場所

サッシまわり

サッシまわりは、既存材の撤去時に防水紙やサッシ本体を傷つける可能性があるため、状態に応じて増し打ちが選ばれます。ただし、既存材の剥離や著しい劣化がある場合は、増し打ち以外の補修方法を検討します。

入隅や部材の取り合い

壁と壁が内向きに接する入隅や、異なる部材が接する取り合い部分では、既存材をきれいに撤去しにくいことがあります。既存材の密着状態と施工スペースを確認したうえで、増し打ちを選ぶ場合があります。

既存材の撤去が難しい箇所

撤去によって周辺部材を傷つけるおそれがある箇所では、既存材を残す方が建物への負担を抑えられる場合があります。ただし、「撤去しにくいから増し打ち」と一律に決めるのではなく、防水性と仕上がりを確保できるかを確認します。

増し打ちを施工できる3つの条件

1.既存のコーキング材が密着している

新しいコーキング材は、残した既存材の状態にも影響を受けます。既存材が下地から浮いている、端部が剥がれている、内部まで破断している場合は、増し打ちに適しません。

2.新しいコーキング材の厚みを確保できる

表面に薄く塗るだけでは、動きに追従できず、早期にひび割れや剥がれが生じることがあります。使用するコーキング材の施工要領に沿った厚みを確保できるか確認します。

3.既存材と新しい材料の相性に問題がない

材料の種類や状態によっては、新しいコーキング材が接着しにくい場合があります。施工前に既存材を確認し、用途に合うプライマーとコーキング材を選ぶ必要があります。

増し打ちが適さない主な状態

次のような状態では、増し打ちではなく打ち替えや別の補修方法を検討します。

  • 既存材が下地から剥がれている
  • 深いひび割れや中央部の破断がある
  • 既存材が硬化し、弾力を失っている
  • 新しい材料に必要な厚みを確保できない
  • 雨漏りの原因や水の侵入経路が分からない

外壁サイディングの目地は建物の動きを受けやすいため、既存材を撤去して必要な厚みを確保する打ち替えが基本となるケースが多くあります。表面だけを見て判断せず、目地内部や周辺部材も確認することが重要です。

コーキングを増し打ちする手順

1.既存材と周辺の状態を確認する

剥離、ひび割れ、硬化、縮みなどを確認し、増し打ちで補修できる状態か判断します。雨漏りの可能性がある場合は、先に原因を確認します。

2.施工面を清掃する

ほこり、汚れ、浮いた塗膜などを取り除きます。施工面に汚れが残ると、プライマーやコーキング材の密着を妨げることがあります。

3.マスキングテープで養生する

施工箇所の両側にマスキングテープを貼り、周辺を汚さず直線的に仕上げられるよう準備します。

4.プライマーを塗布する

施工箇所に適したプライマーを塗り、新しいコーキング材が接着しやすい状態をつくります。

福山市の住宅で既存コーキングへプライマーを塗布している様子

5.新しいコーキング材を充填する

隙間をつくらないよう、必要な量のコーキング材を均一に充填します。

福山市の住宅で新しいコーキング材を増し打ちしている様子

6.ヘラで押さえて仕上げる

ヘラで表面をならしながら内部まで押さえ、施工面に密着させます。その後、コーキング材が固まる前にマスキングテープを取り外します。

増し打ちしたコーキング材をヘラで押さえて仕上げている様子

7.十分に乾燥・硬化させる

使用した材料と天候に応じた時間を置き、十分に硬化させます。外壁塗装と同時に行う場合は、塗装工程との順序も調整します。

コーキングの増し打ちが完了した状態

コーキング増し打ちの費用目安

コーキングの増し打ちは、1mあたり500~1,000円程度が一般的な目安です。小範囲の部分補修では、材料費だけでなく出張費や諸経費などが加わり、1万円から数万円程度になることもあります。

高所作業で足場が必要な場合は、足場費用が別途かかります。そのため、外壁塗装や屋根塗装と同時に施工した方が、足場を有効に使える場合があります。

実際の費用は、施工する長さ、場所、高さ、既存材の状態、使用する材料、下地処理の内容などで変わります。単価だけでなく、どこをどの工法で補修する見積もりなのかを確認しましょう。

見積書で確認したいポイント

コーキング工事の見積書では、次の項目を確認すると工事内容を比較しやすくなります。

  • 増し打ちを行う場所が具体的に記載されているか
  • 増し打ちと打ち替えが分けて記載されているか
  • 施工数量がm単位などで示されているか
  • 使用するコーキング材が記載されているか
  • 清掃、養生、プライマーなどの下地処理が含まれているか
  • その工法を選んだ理由を説明してもらえるか

「コーキング工事一式」だけでは施工範囲や工法が分かりにくいため、疑問があれば契約前に確認しておくことが大切です。

ユウキ塗装が増し打ち・打ち替えを判断する基準

ユウキ塗装では、代表自身が現地調査を行い、施工箇所ごとに増し打ちと打ち替えのどちらが適しているかを確認します。

主に、劣化症状、既存材の密着、硬さや縮み、新しい材料の厚み、目地の構造、撤去の可否、周辺部材への影響、雨水が入った形跡、材料の相性などを確認します。

建物全体を同じ工法に統一するのではなく、サッシまわりは増し打ち、外壁目地は打ち替えというように、場所と状態に応じて補修方法を分けることもあります。

コーキングの増し打ちに関するよくある質問

Q1.増し打ちと打ち替えは、どちらがよいですか?

一律にどちらがよいとはいえません。既存材が密着し、必要な厚みを確保できる場所では増し打ちを選べる場合があります。剥離や破断がある場所、外壁目地などでは打ち替えを検討します。

Q2.サッシまわりは増し打ちでも大丈夫ですか?

既存材の状態がよく、増し打ちに必要な施工スペースがあれば選ばれることがあります。撤去による防水紙やサッシへの影響も考慮し、現地の状態から判断します。

Q3.外壁サイディングの目地も増し打ちできますか?

施工自体ができる場合でも、目地の動きや既存材の劣化状態によっては十分な耐久性を確保しにくくなります。サイディング目地は打ち替えが基本となるケースが多いため、事前調査が必要です。

Q4.増し打ちには何mmの厚みが必要ですか?

必要な厚みは、使用するコーキング材や施工箇所の形状によって異なります。固定の数値だけで判断せず、メーカーの施工要領に沿った厚みを確保できるか確認します。

Q5.増し打ちしたコーキングは何年もちますか?

使用材料、既存材の状態、施工箇所、日当たりや雨風などの環境によって異なります。年数だけを目安にせず、ひび割れ、剥離、硬化などの症状を定期的に確認しましょう。

Q6.コーキングの増し打ちはDIYできますか?

小さな隙間を一時的に補修することはできますが、材料選びや下地処理、必要な厚みの判断には知識が必要です。高所や雨漏りに関係する箇所は、安全面も含めて専門業者への相談をおすすめします。

Q7.外壁塗装と同時に施工した方がよいですか?

足場が必要な場所では、外壁塗装と同時に行うことで足場を共用できます。また、塗装前に目地やサッシまわりをまとめて確認できるため、補修計画を立てやすくなります。

まとめ|増し打ちは既存材の状態と施工箇所から判断する

コーキングの増し打ちは、既存材を残して新しいコーキング材を充填する工法です。打ち替えより費用や工期を抑えやすい一方、すべての場所や劣化状態に使える方法ではありません。

判断するときは、既存材が密着しているか、剥離や破断がないか、必要な厚みを確保できるか、適切な材料を使えるか、増し打ちを選ぶ理由が明確かを確認しましょう。

サッシまわりや入隅では増し打ちが適する場合がありますが、外壁サイディングの目地や劣化が進んだ箇所では打ち替えが必要になることがあります。

ユウキ塗装では、代表自身が現地を確認し、施工箇所ごとの状態に合う補修方法をご提案しています。

「増し打ちでよいのか、打ち替えが必要なのか分からない」という場合は、工法を先に決めず、現在の状態を確認したうえで必要な補修方法を検討しましょう。

▶︎ ユウキ塗装の施工事例を見る

▶︎ ユウキ塗装のInstagramを見る

外壁塗装・コーキング工事に関するお問い合わせ

ユウキ塗装が大切にしているまじめであること

ユウキ塗装では、代表自身が現地調査を行い、建物の状態や劣化状況を直接確認したうえでご提案しています。

  • ご相談無料
  • 現地調査無料
  • 詳細見積もり提出
  • 写真300枚以上で状況を記録
  • LINEで気軽に相談可能
  • 毎日の作業報告
  • カラーシミュレーション対応
  • 地域密着で迅速に対応

「まだ塗装が必要か分からない」
「他社様との相見積もりでも大丈夫かな」
という段階でも問題ありません。

まずは情報収集だけでも歓迎しております。

無理な営業は一切行っておりませんので、現在のお家の状態確認だけでもまずはお気軽にご相談ください😊

以下のリンクから、無料見積もりの依頼やご相談予約が可能です。

▶︎ 外壁塗装に関するお問い合わせはこちら

▶︎ 無料見積もりのご依頼はこちら

▶︎ LINEから気軽に相談する

SUPERVISOR

この記事の監修者

中村勇希

中村勇希ナカムラ ユウキ

代表

資格
1級建築塗装技能士
職長・安全衛生責任者
有機溶剤作業主任者
プロフィール
「ユウキ塗装」代表。職人歴10年以上。塗装の国家資格「一級塗装技能士」を保有し、高い技術力と知識で外壁・屋根の悩みに実直に対応。福山生まれ福山育ちの塗装のプロが福山にお住まいの皆様にどこよりもまじめで誠実な塗装をお届けします。